介護保険で受けられるサービス🌸 申請の流れ

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日本も高齢化になってるけど、元気なまま最期まで過ごすことができたら幸せですよね。医療が発達してるから寿命は延びているけれど、50歳前後から色々身体にガタがきますし・・ まぁ、私の場合42歳でガクンと何かが落ちましたね(笑)

私の身内には認知症の症状がある高齢者が2人いてて、1人は施設に入っていてもう1人は在宅で家族がお世話をしています。 認知症発症前の元気な時からみていた2人が、毎日見ているわけではないけれど、どんどん変化していってしまう・・ 辛いけれど自然な流れなのかな。。

認知症介護の大変さのお話をしたいのですが、まずは介護保険のお話をしたいと思います。 今は介護保険料を支払うのみですが💧、「こういうことに使われているんだ」と身をもって理解でき、やはり知識は必要だな・・と思ったので。

●介護保険

40歳以上になると国民は被保険者となり介護保険料を支払うようになります。

<40歳~64歳>
第2号被保険者といい、健康保険加入者は健康保険料+介護保険料が徴収されます。 老化に起因されている指定16疾病で介護認定を受けた場合に、介護保険の適用となります。

<65歳以上>
第1号被保険者となり、市区町村に徴収されるようになります。年金が年額18万以下であれば納付書で納付、年額18万以上であれば特別徴収となり年金から天引きされます。 要介護・要支援状態であると認定されると介護保険の適用となります。

認知症の場合は、「あれ?最近おかしい??」と周りが1番に気づくと思うのですが、その時から介護サービスを受けるまでの流れを書きたいと思います。

私がよく聞いたのは、「物忘れがひどくなった」「同じことを何度も聞くようになった」です。 「食事をしたことを覚えていない」もありました。 メニュー忘れではなく、食べたことを忘れるのです。 また、高齢者は環境の変化にとても敏感で、骨折で入院したとかでも認知症が進んだりするようです。おかしいな?と気づいた時は、市区町村の福祉課などに連絡してみてください。

認知症でなくても、身体が思うようにならず生活しにくくなった・・とかかりつけの病院で先生と会話したりして、介護認定の申請を勧められることもあるようです。 あとは、お友達に「1度検査してみたら~?」と会話に出てくるんだとか(笑)

◎サービスを受けるまでの流れ

介護認定を受けるため、市区町村の福祉課などに連絡して介護認定の申請を提出する

市区町村から派遣された人とケアマネージャーが家に訪問し、普段の生活の様子をみたり、家族に聞き取り調査をします。 主治医の意見書の作成を依頼されると思います。

総合判定して介護レベルが決まり、「認定通知書」「被保険者証」が郵送で送られてきます。

「自立、要支援1・2」の場合は、市区町村に紹介してもらって支援センターへ、 「要介護1~5」の場合は、市区町村に紹介してもらってケアマネージャーのいる事務所に連絡します。 介護レベルによって、国からの月額補助金額が変わります。 基本は1割負担です。 介護保険は点数制で、1点10~11.4円となっています(賃金の地域差です)

<介護認定 区分>

要支援1(補助金 月額50,320円)
ほとんど1人で生活できるが、掃除や身の回りのことなどの1部に手助けを必要とする。
立ち上がりなどの動作で支えを必要とすることがある。

要支援2(補助金 月額105,310円)
ほとんど1人で生活できるが、掃除や身の回りのことなどの1部に手助けを必要とする。
立ち上がりだけでなく、歩行など移動の動作に何かの支えを必要とすることがある。

要介護1(補助金 月額167,650円)
身の回りの世話に手助けを必要とする。立ち上がりや歩行に支えを必要とすることがある。
食事や排泄はひとりでできるが、理解低下や混乱がみられることがある。

要介護2(補助金 月額197,050円)
身の回りの世話に手助けを必要とする。立ち上がりや歩行に支えを必要とすることがある。
食事や排泄にも手助けが必要とすることがあり、理解低下や混乱がみられることがある。

要介護3(補助金 月額270,480円)
身の回りの世話が1人でできない。立ち上がりなど複雑な動きが1人でできず、歩行なども1人でできないことがある。 排泄も1人でできず、不安行動がみられたり理解の低下がみられる。

要介護4(補助金 月額309,380円)
身の回りの世話が1人でできない。立ち上がりなど複雑な動きや歩行なども1人でできない。 排泄もほとんどできず、多くの不安行動がみられたり理解の低下がみられる。

要介護5(補助金 月額362,170円)
身の回りの世話が1人でできない。立ち上がりなど複雑な動きや歩行なども1人でできない。 排泄も食事もほとんどできず、多くの不安行動がみられたり理解の低下がみられる。

その後、本人や家族の希望を聞いて、ケアプランや予防プランをたてていくのです。デイサービスに行くのか、とか高齢者が住みやすい居住空間に改築する(手すりをつけたい)とか。点数(補助金内で)を計算しながら作成します。

次回は、サービスの種類についてお話します😊


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